よくある質問

1.1 どのように参加すればいい?

ログイン画面(下図)にてアカウント登録をしてからログインし、銀河分類プログラムに参加してください。みなさんの分類結果を管理するため、アカウントを作成していただきます。登録方法については、「2. アカウント登録について」をお読みください。
※未登録でも、ログイン不要なコンテンツの閲覧は可能です。


 

1.2 参加にはどのような環境が必要?

インターネット回線に接続したパソコンやタブレット等でご参加ください。GALAXY CRUISEサイトは、パソコンやタブレット上のWEBブラウザで動作します。画像データの読み込みや分類結果の保存のため、インターネット回線に接続した状態で操作してください。インターネット回線速度は16 Mbps以上を推奨します。
インターネット速度テストを実行する
 

1.3 スマートフォンでも参加できる?

パソコン・タブレットからのご参加を推奨していますが、画面が小さなスマートフォンでも銀河分類が可能です。
 

1.4 参加しないと銀河の画像を見ることはできない?

残念ながら、参加登録をしないと「GALAXY CRUISE」の銀河分類には参加できません。ただし、HSCすばる戦略枠観測プログラム(HSC-SSP)で撮影された画像を閲覧するビューア「hscMap」が公開されており、「GALAXY CRUISE」で使用しているのと同じ銀河の画像を見ることができます。
 すばるのデータで宇宙旅行 (hscMapについて)
 宇宙画像に隠れているユニークな銀河たち (2020年6月1日NEWS記事)
 
 

2.1 アカウント登録はどこからできる?

アカウントは「ログイン画面」にて登録することができます。 まず、「新規登録」をクリックして、登録フォームにメールアドレスとパスワード入力し、「登録」ボタンをクリックしてください。管理者から登録メールが自動送信され届きます。メールに書かれたリンク先をクリックすると、ニックネームなどの設定画面が開きます。登録時に簡単なアンケート項目が表示されますが、ご協力をお願いいたします。必須情報を入力し、「登録」ボタンをクリックすると、登録完了です。参加登録はもちろん無料です。
※第1シーズンに登録された方は、同じアカウントでDeep Quest(第2シーズン)にログインできます。
※ニックネームは、ログイン後のランキングページに表示させていただきます。
※アンケート項目は、今後のプログラムに役立てるために回答をお願いしています。属性や参加動機について、個人アカウントと切り離して統計的に解析を行っており、アンケート内容によって個人が特定されることはありません。
 

2.2 登録メールが届きません。

以下の理由が考えられますので、メール設定等をご確認ください。
・迷惑メールのフォルダへ自動的に振り分けられている
送られたメールが迷惑メールフォルダへ自動的に振り分けられている場合があります。
・迷惑メール設定をしている
携帯電話の迷惑メール対策で指定受信を設定されている場合、メールが届かないことがあります。ドメイン指定受信にて @nao.ac.jp、@pub.mtk.nao.ac.jp、および@galaxycruise.mtk.nao.ac.jp からのメールが受信できるよう、設定してください。
 
・メールアドレスが間違っている
登録フォームに記入したメールアドレスが正しいか、もう一度ご確認ください。メールアドレスに間違いがあると、登録メールをお届けすることができません。
※上記いずれにも該当しない場合は、お問い合わせからご連絡ください。
 

2.3 ログインできません。

ログインには、登録済みのメールアドレスとパスワードの入力が必要です。(未登録の方は、まずアカウントを登録して下さい)。入力内容をご確認の上、再度お試しください。全て半角で入力されているか、ご注意ください。
※正しい情報にもかかわらずログインできない場合は、お問い合わせからご連絡ください。
 

2.4 ログインパスワードを忘れたら?

ログイン画面の「パスワードをリセット」をクリックし、再設定してください。
※別のブラウザを使うとログインできない、という問題が発生した場合も、パスワードをリセットしてください。
  

2.5 登録情報を変更したいです。

ログイン後、画面左下のスーツケースアイコンをクリックし、「航海記録」画面を開いてください(下図)。「登録情報変更」ボタンをクリックすると、別の画面が開き、ニックネームやパスワードを変更できます。

「航海記録」内、登録情報変更ボタン

  

2.6 ランキングで自分のアバターを表示させるには?

上記「2.5」で説明した「登録情報変更」ボタンをクリックし、「登録情報」画面(下図)を開きます。アバターを表示させる場合には、画面左下の「Gravatarを使用する」と「ランキングに公開」のボックスをクリックし、チェック(✓)マークを表示させた上で、右下の「保存」ボタンをクリックしてください。
※「ランキングに公開」のボックスからチェック(✓)マークを消去すると、「登録情報」画面のみでアバターが表示されます。
※アバター画像の読み込みは、グローバルに認識されるアバター「Gravatar」の作成が唯一の方法です。
 
 
登録情報画面

 

2.7 Gravatarを作成するには?

作成するには、WordPress.comのアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない方は、「Gravatar」公式サイトにて、「Gravatarを作成(Create Your Own Gravatar)」ボタンをクリックして新規登録してください。その際、GALAXY CRUISEのアカウントと同一のメールアドレスで登録してください。(WordPress.comのアカウントをお持ちの方は、「ログイン(Sign In)」ボタンをクリックしてログインしてください。)ログイン後のページ(My Gravatars/Manage Gravatars)でアバターを設定したら、GALAXY CRUISEログイン後の「航海記録」画面でアバター画像を見られるようになります。(上記「2.6」で説明した「登録情報」画面で「Gravatarを使用する」を選んでいる場合。)
  

2.8 登録は解除できる?

 登録を解除し、アカウントを削除することができます。上記「2.5」で説明した「航海記録」画面を開き、「退会」ボタンをクリックしてください。メールアドレスなどの登録情報や分類した銀河数などの情報は削除されます。ただし、これまで行われた銀河分類の結果はアカウントに関連する情報とは切り離された形で保存され、今後の研究に利用されます。分類結果を消去することはできませんので、ご了承ください。
 
 

3.1 第1シーズンのアカウントで、Deep Questにログインできる?

できます。第1シーズンに登録されたアカウント名(メールアドレス)とパスワードを使って、Deep Questのログイン画面からログインしてください。
 

3.2 第1シーズンにもログインできる?

できます。Deep Quest「出航」後も、引き続き第1シーズンの分類画面にログインし、航海記録や集めた出国スタンプ、おみやげをご覧になれます。しかし、この画面で銀河を分類する機能は、日本時間2022年4月15日 23:59をもって終了となりますので、Deep Questで銀河を分類してください。すばる望遠鏡がとらえた宇宙画像を巡る機能は引き続き使えますが、Deep Questでも同機能が備わっていますので、そちらをご利用ください。
 

3.3 Deep Questから、第1シーズンの分類画面に移動できる?

できません。一度ログアウトの上、第1シーズンのログイン画面から、入り直してください。第1シーズンのログイン画面には、Deep Questログイン画面の下「第1シーズンにログインしたい方はこちら」をクリックして移動してください。
 

3.4 Deep Questと、第1シーズンで見ている画像は別物?

どちらも、すばる望遠鏡の330晩を利用し、Hyper Suprime-Cam (HSC;ハイパー・シュプリーム・カム) で空の広い領域を深く観測する、大規模戦略枠プログラム (HSC-SSP)の第2期公開データを使っています。このデータ(画像)は、2019年5月に世界に向けて公開されました。Deep Questでは、第1シーズンと同じ距離(*)にある、もっと暗い銀河を分類いただき、暗い銀河の分類結果が加わることで、より詳細な科学解析が進められるようになります。明るい銀河と合わせた科学解析ができるように、同じデータを使用します。
*約24億前(赤方偏移が 0.2以下)より最近にある銀河

 GALAXY CRUISE 2022 新たなる旅立ち (2022年4月1日NEWS記事)
 

3.5 Deep Questの島、諸島と、第1シーズンの街、大陸との関係は?

クルーズマップ(リンク)の対応表をご覧ください。
Deep Questでは、第1シーズンの街が島、大陸が諸島(や列島)になっています。さらに、諸島の中には、複数の島にわかれているものもあります。第1シーズンでは、大陸を周遊いただきましたが、Deep Questでは多島海クルーズをお楽しみください。

 

3.6 Deep Questと第1シーズンで、航海の仕方に違いはある?

はい。第1シーズンでは、全員ステージ1から10を順番に巡っていただきました。Deep Questでは、一人一人の航海の進み具合によって、次に移動する島、諸島が変わります。一つの島、諸島を完了した時点で、最も活発に分類が進められている「アクティブな」島、諸島に移動していただきます。そこで分類をすすめ、市民天文学者の皆様で協力して、新しい島、諸島の鍵を開けましょう。
 Deep Quest クルーズの進行について 
 
 

4.1 世界観について

私たちは、まるで海に浮かぶ島のような銀河の片隅に生きています。無数の銀河を浮かべて広がる宇宙は、まるで個性豊かな多島海。さあ、GALAXY CRUISEで出航しましょう。現代最高峰の天体望遠鏡の一つ「すばる望遠鏡」と、画期的な超広視野カメラ「HSC」は、無数の銀河が数十億光年もの奥行に広がる宇宙を映し出しています。HSCすばる戦略的観測プログラム(HSC-SSP)が観測した宇宙の領域を海図(クルーズマップ)にたとえ、世界の名所を周遊する「クルーズ船」のように、一つ一つの銀河が見せる不思議な風景に出会ってください。
第2シーズン Deep Quest クルーズマップ
第1シーズン クルーズマップ
 

4.2 銀河の分類に参加すると、何かもらえる?

Deep Questでは、100個銀河を分類するごとに、「おみやげ」(ボーナス)として、パズルのピースが一つもらえます。また、一つの島や諸島が完了すると、出国スタンプがもらえます。集めたスタンプやおみやげは、ログイン後の画面で確認することができます。
第2シーズン Deep Quest 特典について
第1シーズン 特典について
 

4.3 クルーズの完了

全ての島・諸島を完了し、最後の諸島で出国スタンプを得たら、GALAXY CRUISE Deep Questの旅は完了です。長旅お疲れさまでした。そして、銀河進化の謎をひもとく天文学研究への多大なるご支援、まことにありがとうございます。やむを得ない事情が発生した時は、途中でクルーズ船から降りることができます。詳しくは、「2.8 登録は解除できる?」ご参照ください。 
 
 

5.1 どの銀河を分類するのか、わかりません。

分類する銀河には、まわりに白い十字が表示されています。ズームインして十字が消え、どの銀河がわからなくなったら、ズームアウトしてください。再度十字が表示されます。(マウスホイールやタッチパッドでズームイン・アウトできます。)
分類手順
 

5.2 白い十字や緑色の✓マークが銀河画像と重なり、銀河がよく見えません。

分類する銀河のまわりに表示された白い十字や、分類が完了した銀河につけられた緑色のチェック(✓)マークは、マウスホイールやタッチパッドを使ってズームインすると消えます。銀河の詳細な構造をじっくり見るためにも、画像を拡大してから分類してみてください。
※Deep Quest(第2シーズン)より、十字とチェックマークをオンオフできるようになりました。
 

5.3 明るい銀河が白い十字の中心からずれているのですが。

明るい銀河で、たまにそのような状況が起きているようです。白い十字付近にある一番明るい銀河を分類してください。(暗い銀河では、この問題は起きていないと思われます。)
白い十字の中心からずれた銀河

 

5.4 どのような時に、明るさを変えたり、グレースケールにすればいい?

銀河本体のまわりに、衝突の痕跡である淡い構造がかくれていることがあります。明るさを変えたり、グレースケール表示にすることで、淡い構造を見つけやすくなることがよくあります。
 

5.5 分類の最初の質問で「渦巻銀河」、「楕円銀河」、「どちらでもない」しか選べませんが、「レンズ状銀河」や「不規則銀河」はどう分類する?

「渦巻銀河」は、渦巻構造が見える銀河の場合に選択してください。ただし、トレーニング1(初級編)にある通り、真横から見ている渦巻銀河もあるので、ご注意を。渦巻銀河と楕円銀河の中間タイプの「レンズ状銀河(S0銀河)」は、渦巻が見られないため「楕円銀河」を選んでください。不規則銀河は「どちらでもない」を選んでください。
 GALAXY CRUISEとハッブル分類 (2020年5月1日NEWS記事)
 

5.6 トレーニング画像と見比べながら分類したいです。

ログイン後のメニューバー左端にあるGALAXY CRUISEのロゴをクリックしてください。ホームページが別画面で開きます。ホームページのメニューバーからトレーニングをクリックすると、画像を見比べながら分類できます。
  

5.7 分類直後に、∞マークのような記号が回転して見えるのですが。

分類結果の送信中であることを示しています。気になさらず、分類を続けてください。

∞マークのような記号が回転している様子

 

5.8 分類していくにつれて、自分自身の判断基準が変わってきた気がします。

きっと慣れてきたのでしょう。ステージが進み、分類した銀河数が増えるにしたがって、判断基準が変わってくるのは自然なことです。どんどん次のステージに進んでください。
 

5.9 自分が選んだ分類が正しいか、答えあわせはできる?

できません。分類していただいている銀河は、研究者も正解を知らないものばかりなのです。ご自分の正答率が気になる方は、ログイン後に船長と自分の分類結果を比べられる「ボーテス島」で実践練習することが可能です。
ボーテス島での練習
過去のNEWS記事に、分類のヒントとなるものがありますので、必要に応じてお読みください。しかし、船長が科学解析する際には、多くの方による同じ銀河の分類結果を統計的に扱いますし、第1シーズン船長報告にある通り、市民天文学者の皆様による分類精度が良いことがわかっています。銀河一つ一つで悩みすぎず、自信をもって分類を進めていただければ幸いです。
関連NEWS記事

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5.10 分類する銀河はどのように選ばれた?

科学解析を行うために、分光観測で距離が測定されている銀河を選んでいます。これはとても大事なことで、すばる望遠鏡で撮られた画像には、近くの銀河から遠くの銀河までたくさん写っています。銀河までの距離がわからないと、銀河の真の明るさといった物理量を調べることができず、科学解析がとても難しくなってしまうのです。
 
 
 

6.1 そもそも銀河が衝突するってどういうこと?

宇宙の中でたまたま近くにある銀河同士はお互いの重力で引き合っています。この引き合いでお互いが非常に近くまで接近すると、及ぼし合う重力が強くなり、形を乱し合います。このように銀河が重力で形を乱し合うことを「重力相互作用」といいます。銀河によってはそのまま「衝突」し、合体してしまう銀河もあります。
 

6.2 二つの特徴が同時に存在することは?

あります。特に、「しっぽ」(潮汐ストリーム)と「ゆがみ」(形の歪んだハロー)は同時に発生することがあり、切り分けは難しくなっています。また、「しっぽ」と「おうぎ」もその位置によっては区別しにくい場合があります。これらは天文学者にとっても難しいのですよ。
※分類時にどの特徴かで悩んだら、あり得ると思うものを複数選択してください。
 

6.3 衝突銀河の特徴が、見る方向によって別の特徴に見えることはある?

多くはないと思いますが、そういうケースもありえます。例えば、「リング」を別の方向から見ると「おうぎ」に見えることはありません。しかし、「おうぎ」は真横から見ると、まっすぐな「しっぽ」(潮汐ストリーム)に見える可能性があります。
 

6.4 4つ(リング・おうぎ・しっぽ・ゆがみ)以外の特徴はないの?

4つの代表的な分類に整理できないケースもありえます。4つの代表的な特徴が組み合わさったりすることはありますし、また衝突合体が非常に激しいとこれらの特徴が掴めないぐらい大きく形が崩されることもあります。衝突の真っ最中にある銀河では、銀河のとりわけ明るい核の部分(中心核)が隣り合うように並ぶこともあり(下図)、これも一つの特徴と言えます。
※この銀河には、「しっぽ」(「おうぎ」の可能性もあり)と「ゆがみ」も見えています。

ダブルコア

 

6.5 なぜ衝突銀河には様々な特徴が見られるの?

多様な衝突形態が、様々な特徴を見せています。大きな銀河に小さな銀河が衝突することもあれば、同程度の大きさの銀河同士が衝突することもあります。正面衝突する銀河のペアもあれば、斜めに衝突したり、すれ違うだけのペアもあります。さらに、衝突前のペアもあれば、衝突後のものもあります。過去の衝突回数が多い銀河も少ない銀河もあります。このように、多様な衝突形態があるため、様々な特徴が見えるのです。
 銀河の衝突・合体いろいろ (2021年1月1日NEWS記事)
 

6.6 衝突銀河の特徴が、衝突以外で見られる場合もある?

あります。例えば、「リング」は銀河同士の衝突によってできるというが有力な説の一つですが、リングの起源には自然発生的にできるという説もあります。GALAXY CRUISEでは衝突説を採用して衝突の特徴としていますが、科学的検証も行う予定です。
衝突起源でない構造だと気付いても、分類画面で表示された銀河の特徴として見えるものを選んでください。
  リング銀河の起源 (2022年1月1日NEWS記事)

 

6.7 宇宙は広がっているのに、何故銀河は衝突する?

宇宙の大きさに比べて、銀河同士の距離が圧倒的に近く、お互いの重力の影響を及ぼしあえるからです。例えば、私たちの天の川銀河にアンドロメダ銀河が近づいており、約40億年後に衝突合体すると考えられています。直径10万光年の天の川銀河の円盤を直径10センチメートルに縮めると、アンドロメダ銀河は、約2メートル離れたところにあります。円盤を転がして、2メートル先の標的にあてるのは、難しいことではないでしょう。このように銀河と銀河の間隔は銀河の大きさの数十倍程度と近く、また近づくとお互い重力で引き合うため、よく衝突するのです。
 
 

7.1 気になる天体を見つけた。どうすれば良い?

天体の座標と、天体に関する簡単な記述をお問い合わせフォームよりご連絡ください。そのためには、まず該当天体を画面の中心に表示させ、画像に保存してください。ログイン後、スクリーンショット(カメラ)のアイコンをクリックすると、画像が保存され、自動的にダウンロードされます。画像の左下に緑色で書かれている数字が画面中心にある天体の座標です。例えば、下の画像の場合、α=02:30:08.2909, δ=-04:32:04.5867 とフォームにお書きください。(αとδはギリシャ文字のアルファとデルタです。)
お問い合わせフォームでご連絡いただく代わりに、ダウンロードした画像に #GALAXY_CRUISE というハッシュタグを付けて、ご自分のTwitterまたはInstagramアカウントにアップロードしていただいても構いません。その場合は、座標に加えて「クレジット:HSC-SSP/国立天文台」「Credit: HSC-SSP/NAOJ」といったクレジット表記をお願いいたします。


 ※スクリーンショット機能は、当面の間、Firefox、Google Chrome、(Macの場合)Safariのいずれかのブラウザでお使いください。これらのブラウザでカメラのアイコンをクリックすると、直ちにダウンロードが始まり、ファイル保存のダイアログボックスが現れるか、既定の場所に画像が保存されます。
2022年4月現在、Microsoft Internet Explorer、Microsoft Edgeではスクリーンショット機能が使えないことが確認されています。また、Google Chromeでは、カラー画像はファイルサイズの制限にひっかかり、ダウンロードできません。FireFoxでは大きな画面でもカラー画像を問題なくダウンロードできることが確認されていますので、この問題が解決されるまでは、Firefox(またはSafari)をお使いください。
 

7.2 分類した銀河や気になる天体に名前はつけられる?

残念ながらできません。天体には、天文学の研究上の必要から系統だったカタログ番号が付与されていきます。ですが、面白い形をした銀河や、その他気になる天体を見つけたら、ニックネームをつけてInstagramでシェアしてみませんか。もしかしたら、あなたの名づけたニックネームを多くの人が共有するようになるかもしれません。
 GALAXY CRUISE公式インスタグラム
 

7.3 画像には、天体でないものも写っている?

はい。ありのままの画像(観測データ)を提示しているため、人工的で本物ではない構造が見られることがあります。また、天域中での移動が速い天体などが写り込んでいることもあります。例えば、6.1の画像で銀河の右下に写っている水平方向のスパイク状の直線は、人工的なものです。
画像中に見える構造(「すばるのデータで宇宙旅行」サイトより)
 

7.4 画像は勝手に使ってもいい?

以下の範囲においては、事前の承諾なしに利用できます。
- 日本の著作権法が定める自由利用の範囲(私的利用、教育利用、報道利用など)
- 学術研究・教育・学習活動での利用
- 報道機関における利用
- 出版物における利用
- ウェブページ、ソーシャルネットワークにおける利用
その際のクレジット表記は、「クレジット:国立天文台」「Credit: NAOJ」のようにご記載下さい。詳細については、国立天文台ウェブサイト 著作物利用についてをお読みください。
 

8.1 市民天文学とは?

市民天文学とは」をご参照ください。
 

8.2 なぜこのプロジェクトをしているの?

GALAXY CRUISE船長による「ご挨拶」をご参照ください。
 

8.3 衝突銀河の分類をするのは今回が(世界で)初めて?

初めてではありません。実際に研究者が画像を見て分類をした例はたくさんありますし、市民天文学(シチズンサイエンス)として行われた例もあります。しかしながら、すばる望遠鏡HSCが撮った画像は、ほかの望遠鏡による過去の画像に比べて、観測している天域の広さや、どのくらい暗く淡い天体が見えているかというデータの「深さ」(品質)が圧倒的に優れています。第1シーズンでは、過去の研究では見えていなかった銀河の渦巻構造や衝突の痕跡が、市民天文学者の皆様によって多数発見されました。
 

8.4 分類した結果はどう使われるの?

同じ銀河を複数の方が分類したデータから、研究者が統計的に解析します。また、多くの銀河における解析が進み、学術論文としてまとめることができたら、市民天文学者の方々の貢献について、謝辞として述べさせていただきたいと考えています。
 科学解析の進捗 (2021年3月1日NEWS記事)
 第1シーズン船長報告 (2021年9月27日YouTube動画)
 

8.5 非専門家の目で分類するより、機械学習させた方がよいのでは?

実際に機械学習で探す試みも始まっていますが、現段階では人間の目による分類が必要です。機械学習にはまずは「教師データ」と呼ばれる相互作用銀河のサンプルを作る必要があります。しかし、HSCによって撮像されるような淡い銀河を分類させるためのそのようなデータはまだありません。それを作るためにも、多くの方々の分類結果を系統立てて分析することがまず必要になります。また、多くの方に分類に参加していただくことにより、天体画像を見る楽しみや、銀河の成長ストーリーを知っていただく楽しみがあります。機械にやらせるより、HSCの素晴らしい画像は人間が見た方が楽しいはずですよ!
 GALAXY CRUISEと機械学習 (2020年9月1日NEWS記事)
 

さあ、今すぐ冒険の旅を始めましょう!